本当の愛情 親子編 |
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友だちと色々話していて気がついたんだけど、俺の親は本当に自分に愛情を注ぎまくってくれたんだなぁってこと。
友だちと大体話をしていると、子供時代にどれだけ物を買ってもらえたかみたいな話になって、うちの親は貧乏だから、中々物を買ってくれなかった。
だからファミコンとかCDとか流行の服とかそーゆーのは全然手に入れられなかった。漫画だって買ってもらえなかった。
友だちの家にはそれが溢れまくっていて正直子供心に惨めな気持ちになった。
その代わりに、両親は俺に生きるための術を教えてくれた。
ちゃんと挨拶できる事、服をたたむ方法、洗濯のしかた、料理のしかた、掃除のしかた。
両親はいわゆる高卒レベルだったけど、生きる為の術は徹底的に教えてくれた。
で、俺は大学行ったけど、自力で学費払った。だって、両親には金が無かったから。
学問するために自分のバイト代を払うのは正直辛かった。
本当は、欲しい物とかに金をつぎ込んだ方が良かったんじゃないかって思った。
でも、それは自分にとって良い経験になった。
勉強にはこんなにも金が掛かるんだって事を身をもって知る事が出来たから。
お金を稼ぐのがどれだけ大変なのかってのが分かった。
だから、両親を尊敬しまくっている。
そこで、タイトルの本当の愛情ってのに戻るんだけど、子供が「その時」欲しがっているのを馬鹿みたいに与える親は本当にその子供の事を愛しているのか。
それは、愛情じゃなくて単にうざい子供を遠ざける手段なんじゃないかって思う。
子供が自立した立派な大人になるためには、生きる為の術をしっかりと教えてくれる親を持つ事が出来て、自分は幸せだと思う。
今もちょっと(かなり)貧乏だけど、なんとか毎日暮らせている。欲しい物は全然手に入らないけど、それでも生きている幸せを感じている。
自分のルックスは普通以下だし、頭も他の人よりも悪いし、体力にも自信がない。
それでも俺には誇れる両親がいる。
胸を張って俺の両親を誰にでも紹介できる。
俺を馬鹿にする奴はほうっておけるけど、両親を馬鹿にする奴は絶対許せない。
むしろ、馬鹿に出来るような奴は居ないと思う。
果たして、自分の両親をそこまで誇れるほど愛情を受けてきた子供はいるだろうか?
少なくとも自分の兄弟はそう言えるだろう。
でも、それ以外はどうなんだろう?
愛情の形はいろいろあると思うけど、本当の愛情って、物じゃ示せないんだって。
そして、形に残せない物なんだなって。
でも、感じる事は出来るし、心の中に残る。
それが本当に貴重だって思う。
投稿者 sktw2s | 返信 (1) | トラックバック (0)